シーレム セキュリティは、盗聴・盗撮機器の調査発見撤去、ならびに盗聴盗撮防止コンサルタントの専門社です。

Q&A

@簡易型盗聴発見器による調査

 「盗聴盗撮発見器」と銘打って市販されているもので、数千円程度の低価格の発見器です。
 機種によって違いがありますが、盗聴盗撮機器の電波をキャッチすると、ランプの点灯と音で知らせてくれます。
 これらは、正確には「電波探知器」です。盗聴・盗撮機器は電波を飛ばしており、そのため「電波探知器」であるこれらの機材がその電波をキャッチし、反応します。
 しかし、周辺の空気中にはたくさんの電波が飛んでいます。無線通信の電波、携帯電話の電波、テレビやラジオ放送の電波などです。
 当然、「電波探知器」であるこれらの機材は、そういった盗聴・盗撮機器とは関係ない電波もキャッチし、反応します。
 使用中の携帯電話に近づけると間違いなく反応しますし、スイッチの入っている電化製品もかすかな電磁波を発生させているので、それらに近づけても反応してしまいます。
 つまり、簡易型発見器が反応しても、それが盗聴・盗撮機器の電波なのかそうでないのかを判断することができません。
 盗聴・盗撮調査は、電波をキャッチし、それが何の電波であるかを判断するところまでが調査です。簡易型発見器は電波をキャッチするところまでにとどまってしまいます。
 ただ、明らかに電波・電磁波を発生していないもの(家具や花瓶など)に簡易型発見器が反応したとなると疑う余地があり、そういった場合の目安にはなると思います。

簡易型盗聴発見器の特性:対象物に近づけるだけで電波の有無が判断できる。
簡易型盗聴発見器の問題:キャッチした電波が盗聴・盗撮機器のものなのか否かが判断できない。

  1. 簡易型盗聴発見器による調査
  2. ハンディレシーバーによる調査
  3. 必要な調査技術
この質問のトップへ

シーレム セキュリティ
〒175-0085
東京都板橋区大門4-14-301